久しぶりにワインセミナーに参加してきました
今回は南仏ワインとお料理のマリアージュを楽しむ会です
お店は、新橋 愛宕山近くにある田崎真也さんのレストラン「S」です。
デザートを含めた4DISHとワインが6種類です
南仏ワインの歴史の解説をいただいた後で、まずはガイヤックのスパークリングワインで乾杯です
発酵方法はメトード・アンセストラル方式で作られているドゥミ・セックのやや甘口ワインです。
シャンパーニュに比べ、かなりフルーティで甘い香りもします
品種はモーザック100%です
続いて白ワイン2種と前菜の「シピロン・エン・スティンタ」
品種はピクプールを使用したラングドック地方の辛口ワイン(右)と
南西地方のワインで主品種はソーヴィニヨン・ブラン(左)です。
ピクプールは塩気を残すミネラル感があり、もう一方はボルドーの新樽で発酵・熟成させていることより
樽香がありボリュームがあります。私はコレが好き
前菜のシピロンとはイカのことで、おしゃれなイカ飯みたいな感じでした。
南仏といったらやはりロゼですよねー
カシのロゼワインで主品種はグルナッシュとサンソーです。
お料理はもちろん「ブイヤベース」です
スープにかかっているオレンジ色のソースはルイユですが
通常の黄色より、ロゼワインを意識し少しピンクにしたそうです。
マルセイユで食べるブイヤベースに比べ、お上品ですよねー
次は赤ワイン2種と「鴨肉のシヴェ」です
フロントンのワインで主品種はネグレットとカベルネフラン(右)と
マディランのタナ90%のワイン(左)です。
フロントンのワインはネグレット55%カベルネフラン20%にしては
カベルネフランの特徴が強くでており、スミレの香りやピーマン香がありました。
マディランはよく見かける「Montus」に比べ甘みは控えめで
しっかりしたタンニンが感じられるワインでした。
「Montus」も好きですが、コレなかなか良かったです
濃厚な鴨肉のシヴェにぴったりでした
最後にお店の方のご好意でデザートワインがありました
メモもとらず詳細を忘れてしまいましたが、
貴腐ワインほど甘くなく、苦味もなくとてもフルーティで飲みやすかったです
デザートは「カジャス・ド・サルラ」です
ドーナツのような、もっと硬い焼き菓子のような南仏らしい甘いデザートでした。
ワインセミナーってただ美味しいだけでなく、ワイン以外のことも勉強になったり
ワインを通じて様々な方と知り合いにもなれる、とても楽しい会です
今回も参加して良かったー