2003年5月 長野温泉巡り 松本・乗鞍・小淵沢


名残惜しいですが、木崎を後にしました。またくるぞぅ。
木崎から松本はいくつかルートがありますが、のんびりまっすぐ南下する県道51号線を
てろてろと走ることにしました。そんなには混んでいないのですが、時期柄農業用の軽トラック
が走っていて、3速に入れっぱなしでずーっと走っていきました。信号があまりないので
ラクといえばラクです。木崎から降りていくと、田植え時期の関係でだんだん田んぼの
水面が緑で見えなくなっていくのが趣き深いです。いいかんじ。


というわけでやってきました松本市街。51号線から上を見上げるとそこには城山公園が。(見えませんが)
城山公園は松本市街北部に位置する高台(というか山)にあります。詳しい案内はこちら
お任せするとして、松本市街を一望できる例の展望台があったり、広い芝生の斜面と沢山の桜の木があって
春の花見のシーズンはなかなかタイヘンなことになるようです。言った日は2・3組の家族連れがバーベキューや
バトミントン等をしてのどかな雰囲気でした。この公園からさらに高いところにアルプス公園があるのですが、
ここを結ぶ道を登っていくとガケの上の休憩場で大パノラマが開けます。気力のある方にはお勧め。

カンバン
城山公園入り口
かなりの急坂を
登った先にあります
ここで・・・3
楓展望台
螺旋階段がつらい(笑)
土台の土が流出中
南
展望台より南
松本城方面
松本市街中心部です
北
展望台より北
木崎・大町方面
田んぼが多いです
芝生
城山公園の芝生
かなり広め
時間があれば一休み

松本市内の移動状況はこんな感じでした。城山公園の入り口を間違えてちょっと戻ってるのが恥ずかしい。
のろのろ

城山公園から松本城脇をぬけてあがたの森公園へ。ここは旧制松本高校跡地で長野県の県宝に指定されています。
当日はフリーマーケットが開催されていて、ここの近くにたどり着くのにエラい難儀しました。ちょっと進んでは
止まる。RS200には一番つらい状況です。ああ、水温も…Tさんの左足もつらそうでした。また、駐車場も混み混みで
スペースを見つけてえっちらおっちら切りかえしてやっと止められました。Tさんおつかれっす。

カンバン
旧制松本高校跡
看板が去年から
何回か変わってます
工事中
高校正門
ただいま工事中
もう近づけません
シャンデリア
講堂その1
2Fにも上りたかった。
歴史の重みを感じます
ステージ
講堂のステージ
レトロなランプがステキ
あまり広くありません
ぶんぶんぶん
中庭より校舎を
スズメバチの巣が・・・
早く撤去してください

校舎のほうは昨年秋から工事に入っていて、ほとんど中に入れません。中の構造はこんな感じです。
4度目の挑戦にして初めて講堂に入ることができました。シャンデリア等結構豪華な造りです。
校門のカンバンはどんどん変わっていってなにやら趣がなくなって・・・
そうそう、校門前のつぶれたローソン跡地は朝日新聞の配送センターに。やっと入ったようですね。良き良き。

そして念願の、前回のリベンジを果たすべく乗鞍へと舵を向けるのでありました。


乗鞍は2002年を持って乗鞍スカイラインのマイカー乗り入れができなくなってしまいました。
そこで9月に最後のチャンスと行って来たのですが、そこでみつけた温泉場が思いのほかGood!
泉質といい設備といいすばらしいものがありました。というわけで、冬の乗鞍高原温泉を
楽しもうと前回がんばったのですが、果たせず・・・こんかいは前回のつづきなのであります。

攻略ルートは以下の通り
えっちらおっちら
山岳エリアに入っていくと、道がだんだん狭くなってきます。これがトンネルの中ともなると
すれ違いに気を使うように…結構巨大なダンプや観光バスも通るのですが、どうやってすれ違うのか?
158号線から左に曲がってからはすれ違う車の量もめっきり減り、気持ちい山道の運転となりました。
そして運命の一キロ手前ポイント通過!なんとこの登りを越えるとちょっと下ってあとは緩やかな登り。
うう、ホントにもうちょっとだったのね。降りて手で押せばよかったか(涙)

というわけで到着しました乗鞍高原温泉 湯けむり館。白樺の林に囲まれた風光明媚な温泉です。

しゅぽぽ
松本高脇にあった
鉄道記念碑
SL時代は給水が。
おんせん
湯けむり館
白樺の林の中の
静かな場所です
どーん
駐車場にて その1
30キロほど山道走って
疲れました
どどーん
駐車場にて その2
気に入ったショット
日が落ちる前に撮影
いいとこです
湯けむり館案内
大人600円
皆さんもどうぞ

この温泉は白濁色で硫黄の香り高いいわゆる「温泉」らしい温泉です。檜風呂や外の露天風呂も
広々としていて気に入っています。前回、9月に来たときはもう日も暮れた時間帯で風景も
楽しめませんでしたが、今回は到着したときは日もまだ高く、若葉茂る山を愛でつつゆったりと
することができました。また、ここの休憩所は結構豪華で、一度入った後ここで休んでもう一度
入浴する時などとても落ち着けます。いいところです。この日はあんまりお客さんがはいっておらず
ちょっと心配・・・皆さん行ってあげて下さい。自転車好きにはここを基点に乗鞍山頂まで片道20キロ
ですのでヘトヘトになったあたりでこの温泉。スバラシィです。お勧めです。


乗鞍リンク
■乗鞍高原温泉
・乗鞍高原温泉 湯けむり館
・湯けむり館
■乗鞍スカイライン
・乗鞍スカイライン
・乗鞍スカイライン マイカー規制について



さて、そろそろ帰るか…と交通情報をチェックしてみると、オーノー中央道渋滞20キロデース!
RS200で20キロの渋滞は死を意味します。どうしましょ。はふ〜。
こんな時は、あわてず騒がず、中央道小淵沢インターから車で3分、信号1個の所にあるスパティオ小淵沢にGoです。
ここは午後8時以降(回数券ならば午後7時から)400円で入ることができ、広々した畳敷きの休憩所あり。
しかも営業時間は深夜12時まで(最終入場11時)と「中央道の渋滞に嵌るぐらいならここに行かずにどうする」
って施設であります。一月乗鞍に敗れた後、「このままで帰れるか!」でなんとなく途中下車して
見つけた温泉場でしたが、大当たりでした。結構気合の入った食堂も完備されています。
温泉の泉質は茶色っぽい鉄の味のする温泉です。自分にはこの温泉が一番合っているように思えました。


■スパティオ小淵沢
・スパティオ小淵沢
・スパティオ小淵沢 延命の湯


で、10時過ぎまで出たり入ったり休憩所で横になったりで時間をつぶした後、渋滞の
消えた中央道を通って家路についたのでありました。木崎から帰りまでの走行パスはこんな感じでした。
行ったり来たり
1日で温泉3箇所、トータル約750キロのロングツーリング(強行軍とも言う)となりました。
SEVの効果か、乗り心地は結構良かったような気がします。燃費はトータルで約8キロぐらい。
それなりに山道も多かったのに高燃費でした。(1.8Lとしてはちょっとアレですが)



帰ってきて、自分のガス欠ががくーんと来ましたが、楽しかったなぁ。
秋ぐらいにまた長いのをやりたいですね。ってまた四国行き??
やっぱ、最優先事項ってやつですか〜!(笑)

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